ここは庭園というより、歴史的建造物といった位置付けの方が近いと思うが、東京都では庭園と区分しているようだ。その建造物は重要文化財に指定されている、明治時代に三菱財閥の岩崎久弥の邸宅として、ジョサイア・コンドルの設計による洋館と、それにつながる和館と庭園で構成されています。...φ(´C_,`*)
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index035.html
アクセスは千代田線の湯島駅が一番近いが、京浜東北線の御徒町駅、大江戸線の上野御徒町駅から歩いてもそれほど遠くはない。今回は錦糸町駅からバス(都02系統大塚駅行)を利用して、湯島三丁目バス停から歩いた。
館内は土禁なので、洋館の歩く部分はカーペット敷きだからまだ良いが、日影の和館は畳ながら床が冷たいので、この季節になると厚手の靴下が必須かも?
今回の個人的なみどころは、(ノ´∀`*)「坂・館・芝・拡」といったところかな。
坂
庭園の正門から洋館の玄関へ向かって、長いなだらかな上り坂になっている。途中に石段などがないことから、明治時代らしく馬車移動のための坂道なのかも。
沿道の石垣や樹木が(・∀・)イイ!! 感じ。
館
この庭園に関して言えば、どうしても建物の方がメインとしか言いようがない。旧古河庭園と違って、予約などなくても自由に館内を見て回れるのもいい(≧∇≦)b 。今回はガイドツアーに参加しなかったけど、一度はちゃんと一通り解説を聞くのことをおすすめします。
調度品や壁紙、天井や建具などの装飾が素晴らしく、ヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!
日差しのある洋館は寒くなかったけど、和館は日影なのでひんやりとする。しかも障子を閉めきっていたため、坪庭や芝庭を眺めることができなかった。_| ̄|(、ン、)ノ
芝
洋館の前には広い芝庭があり、ベランダからの眺望もなかなか良いのだが、枯れた色というのも、この時季ならではの風景かな?
あと、和館と洋館のそれぞれの脇に作られている「ワラボッチ」が、ヵヮ。゚+.(・∀・)゚+.゚ィィ!!
拡
庭園の南側では拡張工事が行われているようで、来年の7月末には完成するそうだ。建物に加えて、庭園のみどころが増すのが、今からとても楽しみ(0゚・∀・)ワクワクテカテカ。
見ることができるのは、来年の秋シーズンからだな。(ノ´∀`*)
【ふらっとおさんぽ庭園について】
都内にある史跡庭園9か所(都立文化財9庭園)http://teien.tokyo-park.or.jp/index.html
を、各節気(二十四節気)ごとに巡るもの。(春シーズンは雨水から夏至まで、秋シーズンは処暑から冬至まで)
庭園は特定の時季だけを見るのでなく、年間を通じてそれぞれの季節の変化を見てこそ、真の愉しさがわかるんぢゃね?というのが趣旨。
今年の春シーズン(ブログに未収録)からスタートして、現在は1年目の秋シーズンを巡回中。(全部で9年かかる予定)