しょうたろうブログ

ほんの出来心から始めてみました。

占春園と小石川植物園 in 東風解凍【学びの庭編】

「立春」も過ぎてちょうど”春節”の時季になり、世間ではインバウンドのお客さまたちが訪れて、にぎわう観光地などがニュースで取り上げられるようになりました。(*'∀')ノ
 
今月後半の「雨水」から、今年の春シーズンがスタートする「おさんぽ庭園」の前哨戦として、そぅいったにぎわいの影響が少なさうな、小石川方面の庭園をおさんぽすることにしました(・・ )))。。。
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どちらの敷地も、大学との関連が深い場所のようです。(*'∀')ノ
訪れる先は、昨年訪ねたひと思いながらも整備中とぃぅ広報があったりで、なかなかタイミングが合わなかった「占春園」と、その近所にある「小石川植物園」にも庭園があるとぃぅことなので、まとめて巡ることにしました。
 

 

 
”春節”の真っさ中とぃぅ時季でしたが、場所柄か”インバウンドさま”とは無縁で、影響があったのは途中の地下鉄車内の優先席が、占領されているぐらひだったカナ?(ノ´∀`*)
 
東風解凍
読み方:はるかぜこおりをとく
七十二候の一つ。二十四節気の立春の初候にあたり、2月4日~2月8日ごろに相当する。季節は初春。東風解凍は、それ自体としては「東風が厚い氷を解かし始める」などといった意味。また、立春の次候は「黄鶯睍睆」と言い、末候は「魚上氷」と言う。なお、東風解凍は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「東風解凍」と呼ばれる。

 

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観光地とか、そーゆーのぢゃない感じ【占春園】

かつては「江戸の三名園」にも数えられていた庭園のょぅですが、近年影が薄いのはWhy?とゆーことで、訪れてみました。(*'∀')ノ(残り二名園は、「青山の池田邸」と「溜池の黒田邸」だそうです)
 
東京メトロ丸の内線茗荷谷駅から、歩いてすぐの「教育の森公園」の北側に隣接する場所にあります。公園の入口近くのオブジェがある広場をぬけて、公園の敷地に入ります。
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公園の敷地と一体化するように、筑波大学の東京キャンパスなどがあります。
もともとこちらの敷地は、教育の森公園 ← 東京教育大学 ← 東京高等師範学校 ← 陸奥守山藩邸という歴史があり、「占春園」は藩邸時代の庭園跡とぃぅ大名庭園になります。
水戸徳川家2代光圀の弟松平頼元が、万治2年にここに屋敷を構えた。
その子頼貞は陸奥国守山藩主として2万石を領し、大学頭となった。
占春園はこの松平家の屋敷内の庭園の名残である。
ホトトギスの名所として知られていた。

 下校する小学生らとすれ違いながら公園を奥へ進み、筑波大学付属小学校に隣接するように木々におおわれた一帯があり、そこに「庭園観賞について」という注意書きの立札を見つけて、ようやく「占春園」に入ったことに気づきました。

 
小石川台地の端にある傾斜地を利用して造られた起伏のある地形で、池の周辺以外に平地がほとんどありませんでした。
入口に仰々しい門構えなどなく、筑波大学付属小学校が「自然観察や勤労体験の学習」の場として活用していると、立札には書かれていました。
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そのためなのでしょうか、名勝や史跡っぽい整備はほぼされておらず、また人通りが多い公園のように、園路の舗装や街路灯の設置もされていませんでした。もちろん入園も無料です。

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一見何の手入れもされずに放置されているようにも感じますが、しっかりと池のメンテナンス作業がされていたりとか、樹木には何やらマーカーがされていたりしています。
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池の水位がやたら低いなぁと思っていたら、ちょうど水を抜く作業中でした。(*'∀')ノ
小学校の「自然観察や勤労体験の学習」の場には、”美しく剪定された松”やら”雪見灯籠のある州浜”やら”錦鯉が優雅に泳ぐ泉水”のような、”インバウンドさま”ゥヶを狙うために整えられた日本情緒とかゎいらないし、あっても意味がないどころか、自然観察とぃぅ目的とゎ相反するんぢゃね?ノ(´д`*)
 
そんなことを考えながら池の周囲を散策し、ひとまわりして池の中島に来ると、本年の”大河ドラマ”に登場している「嘉納治五郎」先生の銅像がございました。ヽ( ´▽`)ノ
しかし”大河ドラマ”的なPRが一切及んでないところを見ても、観光地的な扱いとは無縁であることを感じました。(*'∀')ノ
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どこから飛来したかゎ(  ′∇ソ ヨーワカランけど、コサギが来ていました。
こうして都内に残った貴重な自然を、未来を担うお子たちの学びのために活用するというのも、ヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!ことかもしれません。
 
史跡庭園を残しながら活用する方法は、例えば「毛利庭園」が「六本木ヒルズ」のイベントスペースになっているように、多様なスタイルがあっても良いのではないかと気づかされました。(*'∀')ノ
「占春園」の次に「小石川植物園」ぇ向かいます(・・ )))。。。
地図で見るとそれほど離れていない場所に見えますが、入口である正門が「占春園」がある場所から一番離れた東端にあるため、10分ほど歩くことになりました。(*´ο`*)=3
 

正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」です(*'∀')ノ【小石川植物園】

そもそもこちらを訪れる目的は、植物園の中にある「小石川御殿」由来の「日本庭園」をおさんぽすることでした。(*'∀')ノ
白山(はくさん)
地名の由来ともなった白山神社は、加賀白山の白山神社を勧請したもので小石川の鎮守。江戸における白山信仰の中心社として栄えた。5代将軍綱吉が舘林藩主時代に、白山神社を現在の地に移転させ、跡地に小石川御殿(白山御殿)を造営した。千川上水を引き、堀を巡らせた邸地は景勝の地であったとされる。綱吉の死後、御殿は廃され、貞享年間(1684-88)に小石川薬園が置かれた。現在は東京大学の付属施設である小石川植物園となっている。

 正門は教育施設の一部という感じで、観光地感ゃレジャー施設感は全くありません。

また国や自治体でなく国立大学法人が運営しているためでしょうか、入園料の障害者割引などはありませんでした。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、一般には「小石川植物園」の名で呼ばれ親しまれており、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設です。 この植物園は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。 約320年前の貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身で、明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般にも公開されてきました。 面積は161,588m2(48,880坪)で、台地、傾斜地、低地、泉水地などの地形を利用して様々な植物が配置されています。
 
植物園は白山台地の斜面に位置しており、南西側の低地と北東側の台地にはっきり分かれています。「日本庭園」は低地の西端にあるので、正門からは約600m離れた遠い場所になります。
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せっかくの機会ですので、植物園の方もぐるりとおさんぽしていくことにし、入口から台地の方へ坂を登って行きました(・・ )))。。。
 
あまりの自分自身の植物種の知識の少なさを実感しながら、スズカケノキ(・∀・)イイ!! 椿(・∀・)イイ!! 寒桜ヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!、猫ちゃんもいい(≧∇≦)bと思いながら、「日本庭園」が見下ろせる台地の西端に到着しました。(*'∀')ノ
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「日本庭園」ぇ行く途中ではありませんが、メタセコイアも(・∀・)イイ!!
庭園のそばには「旧東京医学校本館」(東京大学総合研究博物館小石川分館)http://www.um.u-tokyo.ac.jp/architectonica/index_jp.htmlという、立派な洋館があります。
 
出口専用のゲートがあるので、ここから植物園を出て建物の見学に行くこともできるのですが、出口専用のため後戻りできなくなるのでヽ(;´Д`)ノ、今回はパスすることにしました。
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平日に2日しかない開館日だったのに・・・。_| ̄|(、ン、)ノ
この出口から「旧東京医学校本館」経由で外へ出ると、「占春園」の近くに出ることができるようなので、そのへんを考えてまわる順番を決めた方が良かったかも?ヽ(;Д; )
 
「日本庭園」は予想していたよりも広く、大きめな池と台地の斜面の木々が、いい(≧∇≦)b感じの景観になっていました。
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そして梅もいい(≧∇≦)b感じに開花していて、観梅しているお客さまもいらっしゃいました。
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梅の木は低い方が匂いを愉しめるからいい(≧∇≦)b
結局2時間ほどおさんぽすることになってしまいました。(*'∀')ノ
 
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東京10000歩ウォーキング〈No.16〉文京区 小石川後楽園・植物園コース―文学と歴史を巡る

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今回は温室が工事中のため見ることができず、季節がかわるとまた違うお花などが愉しめそうなので、是非リピートしたいと思います。その時は今回の反省を踏まえて、「旧東京医学校本館」の方から出て「占春園」へ向かうルートにするカナ?(ノ´∀`*)