しょうたろうブログ

ほんの出来心から始めてみました。

戸越公園と九品仏浄真寺 in 鴻雁来【城南特別編】

 城南地区の庭園をおさんぽしてみようと思い立って、大名庭園がルーツの「戸越公園」を訪れてみることにしました。また同じ東急大井町線沿線に「九品仏浄真寺」というお寺があり、そこの寺院庭園が(・∀・)イイ!! らしいので、そちらと組み合わせてお出かけすることにしました。
 
どうせ戸越へ行くのであれば、「戸越銀座商店街」http://www.togoshiginza.jp/や「文庫の森」https://shinagawa-kanko.or.jp/spot/bunkonomori/にも寄り道できるので、「戸越銀座」方面からアプローチすることにしました。
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「文庫の森」の池には、中国式っぽい九曲橋が架けられています。

 

 
鴻雁来
読み方:こうがんきたる
七十二候の一つ。二十四節気の寒露の初候にあたり、10月8日~10月12日ごろに相当する。季節は晩秋。鴻雁来は、それ自体としては「雁が飛来し始める」などといった意味。また、寒露の次候は「菊花開」と言い、末候は「蟋蟀在戸」と言う。なお、鴻雁来は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鴻雁来賓」と呼ばれ、「雁が多数飛来して客人となる」などといった意味である。

 

戸越公園

「戸越銀座」から八幡坂を登ると、「文庫の森(旧三井文庫)」の公園に出ます。そこから突き当りにある小学校を左に進むと、公園の正門である「薬医門」に出ます。大名屋敷の跡を思わせる、とっても立派な門が開門された状態になっています。
そこをくぐって入園しました。
 
肥後国藩主細川家下屋敷の跡地に建つ区立公園。細川家下屋敷時代に小堀遠州が造った庭園の東部分を利用したもので、昭和10年東京市立の公園として開園し昭和25年に品川区に移管されました。
池を中心に渓谷や滝、築山などの配置の中を一周する回遊式庭園で、薬医門(正門)、冠木門(東門)等、大名庭園の雰囲気を醸し出しています。梅や桜、藤、銀杏など四季折々、美しい植栽が楽しめる公園です。

 

こちらは先日おさんぽした「須藤公園」と同様に、大名庭園をリノベーションした公園です。入園は無料で、24時間365日入園が可能な「開放型庭園」になっています。
 
周辺に坂道が多いことから、このあたりは元々起伏のある地形だったようで、その高低差を活かした庭園造りがされています。
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「薬医門」は大名屋敷っぽい門が残っています。
「薬医門」を入ってそのまま進むと大きな池泉があり、その対岸(方角では西側)にある高台に滝や渓流があって、それが池泉へと注いでいます。高台側には州浜と雪見灯籠がありますが、園路は高台の上を通っているため、水際に近づくことができなくなっています。
 
滝と渓流の間には橋があり、それぞれを眺められる絶好のビューポイントになっています。
近場にこれといった河川が見当たらないので、そもそもの水源は湧水だったのカナ?(ノ´∀`*)
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特に水周りの園路には、しっかりとした手すりや竹垣が設置されています。
「冠木門」の南側には築山があり、そこから多少木々がじゃまをしますが、(・∀・)イイ!! 感じに園内を見下ろすことができます。
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「冠木門」はあまり大名屋敷っぽく( ´ゝ`)無。
また庭園としての景観を損なわぬよう、うまい具合に遊具を設置した児童遊園もあり、地域の公園としての機能があるのもいい(≧∇≦)b。
 
敷地の隣は小学校と高校で、小学校の方では運動会の練習をやっていてかなりにぎやかな感じでしたが、それが終わってしまうと、やたらカラスの声がうるさく感じられました。
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開花の時季や紅葉の時季などに、再訪してみたひ。その時には「戸越銀座商店街」でコロッケなどを買って、園内でいただくとぃぅのもいい(≧∇≦)b かも?
 
残念だったところは、園内の案内看板がほとんど( ´ゝ`)無なことと、園内のカラスがかなり多いこと。( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!
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園内案内図は、この掲示板にあるものだけでした。(*´ο`*)=3
帰りは東急大井町線に乗るため、戸越公園駅へ、向かうことにしました。
高台を登った奥に、隣接する学校の間を抜ける細長い通路があり、そこから戸越公園駅方面へ出ることができます。
この方向からのアプローチはわかりにくいかもしれませんが、高校の敷地の下に道路を整備しているようで、これが開通すればアクセスが改善するかもしれません。
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戸越公園駅から東急大井町線に乗り自由ヶ丘方面ぇε≡≡ヘ( ´∀`)ノ

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Nゲージ 4138 東急8500系大井町線 基本5輛 (塗装済完成品)

Nゲージ 4138 東急8500系大井町線 基本5輛 (塗装済完成品)

 

 

九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)

大井町線を自由ヶ丘の次駅である九品仏で下車。駅の改札を出ると踏切の真ん中で、それを左方向(北)に進むと、すぐお寺の参道があります。
 
「浄真寺」は浄土宗のお寺で、境内にある3つの「阿弥陀堂」のそれぞれに3体ずつ、合計9体ある「阿弥陀如来像」から「九品仏」と呼ばれるようになったそうです。
 
周辺は自由ヶ丘から連なる住宅地ですが、一歩境内に入ると静寂な(・∀・)イイ!! 雰囲気ですた。(*'∀')ノ 
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「おさんぽ庭園」で寺院庭園をおさんぽするケースは、初めてなので(  ′∇ソ ヨーワカランなことばかりですが(・ε・)キニシナイ!!
 
「仁王門」「鐘楼」「本堂」などの建築物も、彫刻など素晴らしい細工がされていて、由緒あるお寺っぽさを感じることができてヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ! 
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「本堂」の脇には池がある石庭と枯山水の庭があり、境内の木々や境内の伽藍を借景にした景観もまたいい(≧∇≦)b 、
 
「本堂」と3つの「阿弥陀堂」があるエリアはかなり広々として、その奥には墓地があります。
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「阿弥陀堂」は扉が開いていて、外から「阿弥陀如来像」を拝観することができます。
寺院ということでペットがNGなことと、厳かな雰囲気からか騒がしくする方もいないので、落ち着いておさんぽすることができました。
 
少しだけ紅葉していましたが、さらに紅葉したらもっといい(≧∇≦)b 感じかも?
 
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帰ってから気づいてしまったのですが、とっても大事なヽ(;´Д`)ノ忘れ物をしていました。
 
庭園を一巡りしてから「本堂」に立ち寄り、そこから枯山水を鑑賞しようと考えていたのですが、それをすっかり忘れて帰ってしまいました。_| ̄|(、ン、)ノ
 
とぃぅ訳で、いつか再訪しなければ・・・。
 
と、これからも寺院庭園もいろいろおさんぽしてみっかな?(ノ´∀`*)