しょうたろうブログ

ほんの出来心から始めてみました。

いわき良い処(中)

 
うちのあたりは梅雨空で雨が降りそうな予報だったけど、今回の訪問先である福島県の浜通り地方の晴れという予報が的中して、梅雨の晴れ間の好天の中でドライブできました。ε-(´∀`*)ホッ
 

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途中常磐道で休憩を1回はさんで、いわき湯本ICまで一気に走りました。
そこからは山道というほどではないものの、あまり広くない裏道的な道を通って、トータル2時間半ぐらいで最初の目的地である「白水阿弥陀堂」に到着することができました。(*'∀')ノ
 

 

白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)

正式名称は「願成寺阿弥陀堂」で、平安時代後期(1160年)に建立されたものです。
世界遺産に登録されている「平等院鳳凰堂」の建立が1053年なので、ほぼ同じ時期に建てられたものです。
 
「白水」というのはこの地の地名で、奥州藤原氏の平泉との所縁があることから、平泉の「泉」の文字を2つに分けたものともいわれています。
(´-`).。oO(そぅぃゃ「いわき市」には、「平」と「泉」とぃぅ地名もあるなぁ....)
 
境域一帯が史跡に指定されているようで、周辺は開発が抑制された自然に囲まれた山里という(・∀・)イイ!! 環境です。
 
到着した頃にはまばらながら観光客らしき方々がいらっしゃいましたが、しばらくするうちにいなくなってしまい、それからはずっと貸切状態になってしまいました。
 
浄土式庭園なので、「阿弥陀堂」は、「平等院鳳凰堂」のように境域の西側に建っているものだとばかり思っていましたが、ここでは境域の北側に建っています。
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反橋を渡った中島まで行くのであれば拝観料はかかりませんが、その先に行くには寺務所で拝観料を納めてます。
その先の平橋を渡ると、三方を池泉で囲まれた「阿弥陀堂」にたどり着きます。
 
堂内は写真撮影は禁止になっていましたが、重要文化財の「阿弥陀如来像」など数躯が鎮座しておりました。
 
「阿弥陀堂」を拝観してから池泉の周囲をおさんぽしてみましたが、とにかくカラスが多くて鳴き声がうるさいだけでなく、ちょっと近づいてしまうだけでヽ(;´Д`)ノ威嚇されてしまいました。
 
「おさんぽ庭園」をはじめてから「浄土式庭園」を本格的に鑑賞するのは初なので、わりと頻繁に行く「回遊式庭園」との勝手の違いに戸惑うことも・・・。
 
「浄土式庭園」は極楽浄土を体感することが目的に造られている宗教色の強い庭園なので、「回遊式庭園」のように園内をそぞろ歩くような発想がないのかもしれない。ノ(´д`*)
だから池泉のまわりを歩き回ったりするもんぢゃないのカナ?(ノ´∀`*)
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残念ながらアヤメは終わっていた模様_| ̄|(、ン、)ノ。
建立された1160年というは京の都で「平治の乱」が起きていた頃で、そんな時代に都から遠く離れたこの地で、このように立派な仏教文化が根付いていたことに驚かされると同時に、それからの長い年月を経て、廃仏毀釈や東日本大震災といった人災天災を乗り越えて、今日ここにこうして見ることができたことに感動的しました。ヽ(;Д; )
 
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フジミ模型 建物 No.08 1/150 宇治平等院 鳳凰堂 2005年改修版

フジミ模型 建物 No.08 1/150 宇治平等院 鳳凰堂 2005年改修版

 

 

いわきマリンタワー

ランチのために内陸部から海沿いへ移動。ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
途中で無人の仮設住宅が建ち並ぶ一帯を通りつつ、小名浜漁港へ向かいました。
 
予定通り漁港近くの店で、海鮮ランチをいただきました。(詳細は(下)でレポートします(*'∀')ノ)
 
意外に待ち時間も少なく、ランチがスムーズに済んで時間に余裕ができたので、当初予定にありませんでしたが急きょ「いわきマリンタワー」に立ち寄ることにしました。
 
小名浜漁港の近くの高台にある「三崎公園」の中に建っている高さ59.99mのタワーです。
展望室の高さは海抜106mで、漁港をはじめ周囲を一望できる絶景でした。いい(≧∇≦)b
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これまで2度訪れたことのある「アクアマリンふくしま」も見えます。
頂上の展望室は露天のスカイデッキになっていて、強風ゃ雨だと出られなかったと思うので、風が気持ち(・∀・)イイ!! ぐらいの天候で良かった。ε-(´∀`*)ホッ
 

塩屋埼灯台

https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight02/

小名浜から海岸線を北上して、次の目的地である「塩屋埼灯台」を目指しました。
 
「塩屋埼灯台」付近は東日本大震災の津波被害が大きかった場所らしく、現在進行形で震災復興や防災工事が行われているため、海岸沿いを中心にカーナビの地図の更新が追い付かず、途中からは道案内の看板をたよりに進みながらなんとか到着しました。
 
100年以上の歴史があり、「日本の灯台50選」https://www.tokokai.org/lighthouse/list50/にも選ばれている灯台の中で、内部を見学できる16の灯台のうちの1つでもあります。
白亜の外観がヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!
 
灯台の下には無料駐車場があって、そのそばに美空ひばりさんの「みだれ髪」の歌碑と、灯台への登り口には映画「喜びも悲しみも幾年月」の石碑があります。
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灯台まで到達するためには、とにかく歩いて、登っての繰り返し。
灯台に敷地の手前まで来るとようやく視界が開け、灯台の姿を間近に望めます。参観寄付金を納めて敷地に入り、ひと休みしがてらに資料展示室を見学し、ようやく灯台の中へε≡≡ヘ( ´∀`)ノ。
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防災工事を間近でやっていました。
103段のらせん階段を小休みしながら登り、なんとか上まで登りきりました。
ここの高さはほぼ海抜73mなので、「いわきマリンタワー」に比べるて高さは低いものの、海に迫る断崖なので迫力は十分。(*'∀')ノ
強風だったらかなり怖かったかも・・・。ノ(´д`*)
 
良い陽気の中でわりとハードな登り下りをしたので、このあとはやっぱりさっぱりと汗を流してから帰りたいので、次は「湯本温泉」に向うわけですが、それについては(下)でレポートしたいと思います。
 
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(下)につづく。...φ(´C_,`*)