しょうたろうブログ

ほんの出来心から始めてみました。

貸切古代遺跡(中)

 
この日の関東地方は季節外れの暑さで、特に行き先の群馬県は5月にもかかわらず、30度超え真夏日でした。ι(´Д`υ)ぁっぃ
 
まず向かった渋川市には、昼前に到着。
ゃゃ山の方に入った場所ということもあり、この時点での暑さはそれほどでもありませんでした。

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まず渋川市内でランチを済ませて(詳細は(下)でレポートします(*'∀')ノ)、最初の目的地である「黒井峯遺跡」に向かいました。
 

 

黒井峯遺跡(くろいみねいせき)

「黒井峯遺跡」は6世紀に榛名山の噴火により、一瞬にして埋没した集落の遺跡。噴火で降下した軽石が家屋を覆うように積もったため、家屋は倒壊せず、内部の施設まで原形を保ったままで発掘されたことから、「日本のポンペイ」とも呼ばれる。1982年に発見され、1991年に国の史跡に指定された。
 
カーナビで地点登録されてないだけでなく、地図上にも載ってなかったりで、とりあえず事前に調べた目標地点である子持中学校を目印にして車を走らせる。ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
 
幹線から曲がりくねった細い脇道に入って5分ほど走り、小高い丘に登って視界が開けたところに目印の中学校を発見する。
そこから少し走ったところに、「黒井峯遺跡」と書かれた1本の石碑を見つけ、ようやく目的地に到着したことを知る。
 
想像以上に何もない(゜ロ゜屮)屮というのが第一印象。
 
どこにも駐車場という表示はなかったが、中学校の正門?側(西側)にそれらしく整地されている場所があったので、勝手にそこがそうだろうと解釈して、車を停めて散策を開始する。
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ヒバリの鳴き声だけが聞こえる、閑静な(・∀・)イイ!! 場所とも言えるかも?
石碑のそばに遺跡の説明をする案内板が設置されているだけで、ほかには何も( ´ゝ`) 無。何もなさすぎて、榛名山や子持山の景色がとても良く眺めることができるほど。
 
遺跡は発掘後に埋め戻して、今もこの下に埋まっているようで、発掘された出土品は別の場所に展示されているらしい。
 
今後、遺跡関連の施設を整備する計画もあるらしいけど、今は何もない状態。
 
国指定の遺跡だから、国の管理で手入れはされているっぽいため草ボーボーの荒れ地にはならないけど、勝手に建物を建てることができず、耕作地することもできない土地になっているよう。
 
そのせいか訪れようなんて人は自分以外おらず、完全なるぼっちシチュエーションでの遺跡散策となってしまった。(ノ´∀`*)
 
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上野三碑(こうずけさんぴ)

再び関越道に乗って、次に向かったのは「上野三碑」。
 
「上野三碑」とは、古代上野国にある「山上碑(やまのうえひ)」「多胡碑(たごひ)」「金井沢碑(かないざわひ)」と呼ばれ三つの石碑のこと。日本に18例しか現存しない、古代に建てられた石碑のなかで最古の石碑群であり、2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録された。
 
地元ではこの登録を機にゆるキャラっぽいものまで用意して、万全の体制で盛り上げようとしているようです。( ´,_ゝ`)
登録記念のぼりもあちこちに立てられていて、いい(≧∇≦)b目印になった。
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紫のぼりは目印になる。巡回バスの車両はワンボックス車。
「上野三碑」とひとくくりにはされているが、相互の距離はそれほど近いわけではなく、それぞれ車移動で5分から10分ぐらいかかる距離感。公共交通機関利用者向けには、最寄駅と三つの碑の間を巡回する無料バスが運行されているようです。
 
三つの碑を周る順番として、まずは記念館が併設されている「多胡碑」がわかりやすいと思うので、ここを最初にしてあとは時計回りに「金井沢碑」「山上碑」の順にした。
 
「多胡碑」は周辺を「多胡碑記念館」ともども「吉井いしぶみの里公園」として整備されていて、校外授業らしき小学生の団体が大型バスで見学に来ていた。
記念館は期間限定(2019年3月まで)で無料開放されていて、そこで先に予備知識を仕入れてから「多胡碑」へ向かう。
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記念館ではレプリカながら、三碑を並べて見ることができる。
碑のまわりには覆屋が建てられていて、そのガラス越しにしか碑を眺めることしかできなかった。当日良く晴れて明るかったこともあり、ガラスの反射もあって、「山上碑」以外は写真をヽ(;´Д`)ノ うまく撮ることができなかった。_| ̄|(、ン、)ノ
 
次の「金井沢碑」はやや山に入った場所にあり、駐車場から少し登る必要があるが、道がしっかりと整備されていてそれほどきつくはなかった。ε-(´∀`*)ホッ
「多胡碑」より少し小さい碑だが、同じように覆屋があってガラス越しに見るしかなかった。
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「多胡碑」と「金井沢碑」
最初はもっとわかりにくい狭い道ばかりだと思っていたが、ここまではそれほどでもなく安心していたのだが、最後の「山上碑」へ向かう途中で、カーナビから提案された道順で走行していたところ、指示された道をどうしても見つけることができずに迷走する。ノ(´д`*) 
 
結局カーナビの提案を無視して、遠回りになる道を通ってなんとかたどり着くことができた。ε-(´∀`*)ホッ
 
「山上碑」はその名の通り山の上にあり、200段近い石段を登らないとたどり着けない難所。_| ̄|(、ン、)ノ
身体に無理な負荷をかけぬよう、途中で休み休みしながらどうにか登り切って到着する。(´)ε(` ;)フゥー
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石段とその上にある「山上碑」と「山上古墳」。
碑のすぐとなりには、「山上古墳」という小ぶりな円墳がセットみたいな感じでありました。
 
 
「金井沢碑」では帰る時に1人2人とすれ違ったけど、「山上碑」では来てから帰るまで人に会うことがなく、完全な貸切状態ですた。...φ(´C_,`*)
 
「金井沢碑」と「山上碑」の間には、「石碑の道」という歩道が整備されているので、次は徒歩でめぐってみても(・∀・)イイ!! かもしれない。
 
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綿貫観音山古墳(わたぬきかんのんやまこふん)

高崎で「観音山」というと、一般的には「高崎白衣大観音」がある山というイメージだけど、こちらは「群馬県立歴史博物館」近くにある前方後円墳。
 
「上野三碑」を見終えたあとの残り時間で、古墳と博物館の両方は見れそうもないのでどちらを選ぶか迷ったが、博物館の方は見学途中で閉館になりそうなので、リスクを避けて古墳だけを見ていくことにした。
 
<古墳の方は入場時間の制限がないと思っていたが、駐車場が17時で閉まってしまうということだった。>
 
しっかり史跡として整備されている古墳で、入口に大きな表札や案内板が備えられていた。
まわりに高い建物がないので、古墳の上からの眺望はヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!。
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ここも見学者はσ(´)ε(` ;オレ!!一人だけの貸切状態。
今回行くことができなかった「群馬県立歴史博物館」では、この古墳に関する情報や出土品が見れるようなので、いずれはリヴェンヂして訪れたい。
 
そんなで今日は陽気の中かなり歩いたので、そろそろ切り上げてひと休みしていこうカナ?(ノ´∀`*)
 
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(下)につづく。...φ(´C_,`*)