しょうたろうブログ

ほんの出来心から始めてみました。

目白庭園/肥後細川庭園/甘泉園 in 立春【番外編】

晴れて暖かかったこともあり、「ふらっとおさんぽ庭園」春シーズン開幕を次節気に控え、前哨戦として都内にある入場無料の区立庭園3ヶ所をおさんぽしました。(・・ )))。。。
 
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豊島区立目白庭園(豊島区目白3-20-18)

面積は2,845m²という、ミニサイズの日本庭園です。...φ(´C_,`*)(「浜離宮恩賜庭園」の100分の1程度の面積)

泉水・滝・石組み・磯渡り・沢渡り・州浜・築山・芝庭・石塔など、日本庭園の要素をコンパクトなサイズにまとめた、池泉回遊式庭園。ないのは燈籠ぐらいカナ?(ノ´∀`*)
 
アクセスは目白駅から徒歩5分とぐらいだが、住宅街の中にあり、駅から特に案内看板も出てないので、少しわかりにくいかも?ノ(´д`*) そのせいか、観光客とかあまり来ない様子で、地域密着な感じの庭園で、それはそれでとても(・∀・)イイ!! 雰囲気。
閑静な住宅街の中にあるものの、すぐそばに西武池袋線の踏切があり、時々閑静でなくなることもある。( ´,_ゝ`)
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【HPから紹介文の引用】
目白庭園は、豊島区の都市化、国際化が進む中で、みなさまが自然に接し、伝統文化を育む場として活用していただくために、平成2年11月に、わが国の伝統的な技と匠を結集して建設されました。
この庭園は、限られた空間に日本人の自然に対する思想を凝縮した日本庭園で、園内の中央に大きな池をつくり、水ぎわに石垣を築いてその上に「赤鳥庵」を配しています。
「赤鳥庵」は、京都の北山杉を用いた木造瓦葺き平屋建ての数奇屋建築で、水面にその優雅な姿を映しています。
園路は回遊式で、池の周囲をめぐりながら随所に自然の造形美に出会えます。水辺に近い飛び石からの眺めや滝見台からの眺めは景観を一変させ、同じ庭園とは思えない変化を楽しませてくれます。
大都会の喧騒を離れ、日本の伝統文化と自然のさまざまな表情を心ゆくまでお楽しみください。

 

歴史のある庭園というわけではないが、日本庭園として十分楽しめると思う。むしろ日本庭園としてはとっても新しいので、施設や園路などがとてもきれいなのが(・∀・)イイ!!。手入れもとても良くされていると思う。
とにかく入場無料でコンパクトなサイズなので、とっても手軽におさんぽできる。
こんな庭園が、ご近所にもあって欲しいなぁと思う。
 
「目白庭園」の次は、目白駅前バス停から都営バス白61系統の路線に乗って目白台三丁目バス停で下車し、そこから徒歩で「肥後細川庭園」へ向かう。(・・ )))。。。
 
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文京区立肥後細川庭園(文京区目白台1-1-22)

「椿山荘」のすぐ近くにあり、面積は約19,000m²と「旧岩崎邸庭園」とほぼ同サイズ。

肥後熊本藩主の細川家に由来する池泉回遊式の大名庭園で、庭園の南側が神田川に面し、北半分は目白台の台地の傾斜面の地形を活かした庭園になっている。
今回は隣接する台地上にある「永青文庫http://www.eiseibunko.com/に寄り道してから、そこからの通用門を経由して入園した。ここからの園路は下り坂になっていて、大池を見下ろしながら下って行けるので良かったが、逆ルートの上り坂はあまりおすすめできないかも。
台地部分は整備工事中で、多くの園路が通行止めになっていて、回れる部分が少なくなっていた。_| ̄|(、ン、)ノ
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【HPから紹介文の引用】
肥後細川庭園は、目白台台地の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。
肥後細川庭園の庭園には、次のような特徴があります。
1.地形の変化を巧みに利用して、台地を山として立体的眺望を持つ。
2.回遊式泉水庭園で、園路の一部は踏みわけ道のようになっている。
3.やり水形式(平安貴族の寝殿造りの細流)で、台地の湧き水を池に取り入れている。

 

大名庭園らしく池には橋や中島などがあり、畔には立派な雪見燈籠も備えられていた。同じ敷地ににある「松聲閣」は、内部こそ新しくなっているものの、外観は庭園の景に溶け込むようないい(≧∇≦)b 感じの佇まい。入場無料なので、ここの2階から庭園を眺めるのもヽ(・∀・ヽ)トッ!!(ノ・∀・)ノテモ!!ヽ(・∀・)ノイイ!。
 
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梅は咲いていたものの花の季節にはまだ早く、台地の部分が工事中だったこともありで、実面積規模の割にゃゃ物足りなさを感じた。別の時季に再訪した方がいいかも。(ノ´∀`*)
 
「肥後細川庭園」を出て、神田川沿いの遊歩道を都電荒川線早稲田電停方面に進む。神田川の両岸は桜並木があり、季節になるとお花見が゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚楽しめそう。
早稲田電停をスルーして、新目白通りを少し進んだところにある、「甘泉園公園」へ向かう。(・・ )))。。。 
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新宿区立甘泉園公園(新宿区西早稲田3-5)

名称は公園だがれっきとした日本庭園で、その姿もしっかりと残している。

「肥後細川庭園」とは神田川を挟んだ立地で、どちらも昔から湧き水に恵まれた一帯のよう。早稲田大学のキャンパスに隣接している。
面積は14,235.35m²で、崖と湧水といった要素がよく似ている「殿ヶ谷戸庭園」の2/3ぐらいの広さだが、この庭園の方が池の占める面積が多めな感じ。
折悪く_| ̄|(、ン、)ノその池がメンテナンスのため、水を入れ替える工事をしていて池の周囲をはじめ、ところどころが立ち入り禁止になっていた。
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【HPから紹介文の引用】
甘泉園(かんせんえん)公園~大名屋敷跡につくられた日本庭園~
甘泉園公園は、区立唯一の回遊式庭園です。
「甘泉園」の名は、ここから湧く泉の水がお茶に適していたところからきたと言われています。池を抱く森は周辺とは別世界の静けさを演出し、四季を通して、訪れた人々をもてなします。
この地は、江戸時代宝永年間(1704-1711年)に徳川御三家の一つ尾張徳川家の拝領地となり、その後安永三年(1774年)に初代清水家の江戸下屋敷が置かれていました。明治以降は、子爵相馬邸の庭園として整備され、昭和には早稲田大学が付属甘泉園として譲り受けました。昭和44年には区立公園となり、現在に至っています。
現在の公園は、ツツジの花、アジサイの花、新緑やモミジの紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々に見どころがある日本庭園として人々に親しまれています。

 

高低差のある庭園で、工事をやってなければ高台からの池の眺望が良さそうな感じ。花もいろいろと楽しめそうな感じかな?(ノ´∀`*)
オフシーズンにはこういった工事が行われがちなので、この庭園も別の時季に再訪をあまり見て回ることができなかった。滝はないのかな?ノ(´д`*)
 
今回巡った3庭園のほかにも、都内には史跡や名勝や文化財に指定されていないものの、おさんぽが楽しめそうな庭園がまだまだありそうなので、これからも番外編としていろいろとまわってみたいと思う。もちろん今回の庭園のリピートも。(ノ´∀`*)